クラウドで本宅と別宅とのInternet環境を整える件
別荘
私は、こう見えて、信州に別宅を構えている。
明治37年築の農家さんの古民家を6年前に譲ってもらったものだ(お金は払った)。
土蔵も、牛小屋を拡大して作り替えた長屋門も、建築当初のまま備わっている立派な屋敷で、私はとても気に入っている。
なぜ、110年以上前の古民家が、バブル期の古民家ブームが去って30年近く経ってもまだオリジナルのまま残っていたかというと、
あまり人が分け入らない場所にあったからだ。
それでも、74世帯が今も住み続けている集落だ。
通信環境
山間部の谷間にあって、NHKは受信できない。
引っ越し初日、TVとデザインアンテナを自力で設置ししてみたが、映らない。
ご近所さんに、「TVは映らないよ!」と聞かされていたが、アナログ時代ならまだしも、デジタル化した現代なら何とかなるだろうと高を括っていた。
金をかけず最も確実に情報収集ができるだろうと思い、NHKに電話して相談してみた。
しかぁ~し!驚いたことに、デジタル化しても尚、集落に共同アンテナを立て、そこから信号を分配して各家に送っていることを理路整然と説明されてしまった。
共同アンテナは集落公共施設として払い下げられていて、利用者が毎年いくらか費用負担して管理しているらしい。それを聞いて、私は思い切って、別宅にTV設置をしないことにした!(その生活ぶりは、また別の記事にしようと思う)
携帯・ワイヤレス通信回線
携帯は、大手3社共、辛うじてアンテナが2~3本経つ。
ただし、ワイヤレス通信回線を申し込もうとすると、拒否られる。
2018年6月10日現在の、UQ公式ページで調べた私の別宅のピンポイントカバー判定結果は以下の通り。
WiMAX 2+ 判定: △
状況: 建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。
「人口カバー率99%超!」と謳うUQモバイルなのにだ。
au携帯
携帯にしたって、同じようなもんだ。
「UQ mobileはauの回線を使用しているため、繋がるエリアは基本的にauと同じです。」と巷では説明されているが、それは誤解だ。正確に言えば、”正確な表現ではない”。
同じように、「auが使っている800MHzのプラチナバンドは遠くに届きやすいため、田舎や山間部でもつながりやすい」というのも鵜呑みにできない。
私の別宅の山間部も、auのプラチナバンドカバー域内だ。でもアンテナは良くて3本。
カバー域内だが、都市部と違って、基地局含めた通信機器設置密度が低いのだ!
結果、通信が安定しないことが多い。
つまり、ワイヤレス回線も、携帯を活用したテザリングによるネット接続も、選択肢としては弱すぎる!という状況なのだ。
でも、クラウドを使いたい
東京生まれ・東京育ちの私(嘘です)が、1%未満のグループに所属していることに驚き、めまいを感じていたが、クラウドを活用するにはインターネット環境が無ければ始まらない!
>>>続きは、また明日<<<